Feature Spotlight: Reportを使って外部ゲストにインサイトを安全に共有
今回は、Feature Spotlightとして、CodatumのReport機能をご紹介します!
Codatumにはさまざまな共有方法がありますが、その中でもReport機能は、データの安全性を保ちながら、固定化された必要なインサイトのみを、社内外に共有するための非常に強力でユニークな機能です。
CodatumのReportとは?
CodatumのReportは、Notebookを組織内外のゲスト(共有されたReportへの閲覧権限しか持たないユーザー)がアクセスできるようにする機能です。ReportはURLを共有したり、Webサイトに埋め込んだりして共有することができます。Reportでは、共有するページを選択したり、ユーザーごとに異なる値を表示したりすることが可能です。
具体的には、以下のことが可能です。
Notebookの出力を、接続情報へのアクセス権限やクエリの編集権限を与えずに、ゲストと共有
特定のページのみを選択して共有
再実行を許可するかどうか等を選択
固定のSQL結果を表示するか、閲覧者がパラメータを編集できるようにするかを選択
また、Notebook自体は権限を持っている編集者がリアルタイムに共同編集することができるため、共有を行った後に編集をすることが難しいケースがあります。Reportを使うと、Publish時にNotebook内のコンテンツを"固める"ため、ある時点で出来上がったVersionを共有して閲覧してもらいながら、安心してNotebook本体を編集することができます。
Reportのメリット
社外との安全な情報連携: 接続情報へのアクセス権限を制限した状態で、社外のパートナーや顧客と必要な情報だけを共有できます。例えば、顧客に分析結果を報告する場合、Reportを使って、分析結果をまとめたNotebookのページをReportとして作成し、共有することができます。これにより、顧客はCodatumのアカウントを持っていなくても、Reportにアクセスして、分析結果を容易に把握することができます
社内でのスムーズな情報共有: 必要な情報だけをまとめたReportを共有することで、関係者への情報伝達がスムーズになります。例えば、マーケティングチームが最新のキャンペーン結果を経営陣に報告する場合、Report機能を使って、主要な指標やグラフを含むNotebookのページをReportとして作成し、共有することができます。これにより、経営陣はCodatumのアカウントを持っていなくても、Reportにアクセスして、キャンペーン結果を容易に把握することができます。
セキュリティの向上: 接続情報へのアクセス権限を制限することで、セキュリティリスクを軽減できます。機密性の高いデータを含むNotebookを共有する場合でも、Report機能を使えば、接続情報へのアクセスを制限した状態で、必要な情報だけを共有することができます。
詳しくは Docs をご確認ください。
Reportの使い方
Reportの使い方については、以下のDocsをご覧ください。
まとめ
CodatumのReport機能は、Notebookの内容を安全かつ簡単に共有するための強力なツールです。接続情報へのアクセスを制限した状態で、必要な情報だけを共有できるため、セキュリティリスクを軽減しながら、社内外との情報共有を促進することができます。
Report機能を使えば、データの可視化による理解促進、意思決定の迅速化、そしてビジネスの成長を促進することができます。ぜひ、この新しい機能をご活用いただき、皆様のビジネスに貢献できれば幸いです。
皆様からのフィードバックをお待ちしております。