プロダクトアップデート

Codatumの新機能や機能改善など、最新のアップデートをご紹介します

AIアシスタント機能の強化

AIアシスタント機能を大幅に強化しました。より正確な回答、リクエストの修正機能、リアルタイム対話により、データ分析の効率が大きく向上します。

  • バックエンドとプロンプトの刷新

    • 精度やパフォーマンスの向上に加えて、出力品質の向上を行いました

    • バックエンドの仕組みを刷新することで今後の拡張性に備えています

    • より複雑なデータ分析タスクにも正確に対応できるようになりました

  • 既存のリクエストの修正&再送信

    • 間違ったリクエストをやり直すことができるようになりました

    • 一度送信した質問を編集して、より正確な指示を与えることが可能に

    • トライアンドエラーのサイクルが迅速化し、理想的な結果を得るまでの時間が短縮

  • ストリーム処理の対応

    • 対話がよりリアルタイムにできるようになりました

    • 回答が徐々に表示されるため、待ち時間の体感が減少

    • より自然な会話のリズムでAIアシスタントと対話できます

AIアシスタントの進化により、データ分析がさらに直感的かつ効率的になりました。新しい機能をぜひお試しいただき、より効果的なデータ活用を実現してください。

Grid Pageに画像コンポーネント追加とUI改善

Grid Pageに画像コンポーネントが追加され、サイドバーからのDrag & Dropが可能になりました。ダッシュボードがより直感的に、華やかに作れるようになりました。

  • 固定サイドバーからDrag & Dropでコンポーネント追加

    • これまでよりも直感的に、コンポーネントを一覧し、Gridに追加できるようになりました!

    • 新しい固定サイドバーですべてのコンポーネントを一目で確認できます

    • サイドバーからGrid Pageに直接ドラッグ&ドロップ可能になりました

  • 画像コンポーネント

    • Grid Pageでも画像をアップロードできるようになりました

    • データのグラフやチャートと一緒に関連画像を表示できます

    • 企業ロゴ、説明画像、スクリーンショットなどを自由に追加できます

    • より視覚的で説得力のあるデータダッシュボードが作成可能になりました

新しい固定サイドバーと画像コンポーネントの追加により、より直感的にGrid Pageを作成できるようになりました。ぜひ新機能をお試しいただき、データの可視化をさらに強化してください。

グラフ機能がさらに進化:ソートの柔軟性とXYチャートでのBubble表現に対応

Codatumのグラフ機能に2つのアップデートを加えました。どちらも日々のデータ可視化における柔軟性と表現力を高めるものです。

任意フィールドによるソートが可能に

これまでのチャートでは、label や value といった限られた項目でしかソートできず、意図した順番でデータを並べるのが難しい場面がありました。今回のアップデートにより、任意のフィールドや式によるソートが可能になりました。

たとえば、以下のようなシナリオで活躍します:

  • 論理的な順序を保ったカテゴリの並び替え

    「月曜日〜日曜日」や「1月〜12月」といったカテゴリを、文字列ではなく定義済みの順番で並べたいときに、表示名はそのままに、順序番号でソートできます。

  • 業務ロジックに基づく並び替え

    「1. カテゴリA」「2. カテゴリB」などと表示順を名前に含めていたケースでも、カテゴリ順フィールドを使って自然な表記と正しい順番を両立できます。

  • ソート値を見せずに順序だけコントロール

    店舗名だけを表示しつつ、売上や優先度といった非表示の数値で並べたいときにも活用できます。

また、複数条件でのソートにも対応。ソート順の追加・削除・優先度の変更も直感的に行えます。

XYチャートにBubble 表現が追加。情報量の高い可視化が可能に

これまでもXYZチャートではBubble表現が可能でしたが、今回XYチャートにおいてもBubbleチャートを選ぶことができる様になりました。XYZチャートでは主にZ軸にのみ集計関数を指定するものですが、今回のアップデートでは二つの集計関数を同時に利用することができます。また複合チャートなどにも対応しています。

  • 活用例:売上と注文件数のバランス

    • X軸:商品カテゴリ

    • Y軸:売上合計

    • サイズ:注文件数

このような構成により、売上の大きさはもちろん、「多く売れているが単価が低いカテゴリ」や「少数の大口注文で構成されるカテゴリ」など、売上構造の違いを視覚的に把握できます。

これらのアップデートにより、日々のデータ探索や共有レポートの表現力がさらに高まりました。ぜひお試しください!

Codatumにチャートズーム機能が追加されました

Codatumのチャート機能に、データをより詳細に分析できるズーム機能が追加されました。長期間のデータを表示する際に、特定の期間に焦点を当てて詳細な分析が可能になります。

主な機能

  • ドラッグでズーム

    : チャートの上で特定のエリアをドラッグすると、そのエリアにズームインすることができます

  • Shift + Scrollでズーム

    : Shiftキーを押しながらマウスホイールを操作することで、ズームイン・アウトが可能です

  • ズームリセットボタン

    : 元の表示範囲に簡単に戻ることができます

  • スライダーでのズーム操作

    : チャート設定からスライダーを表示させ、より直感的なズーム操作が可能になりました

活用シーン

長期間のKPIバーチャートなどを表示している場合、データポイントが密集して詳細な変動が見えづらいことがあります。特に以下のようなケースで役立ちます:

  • 直近の期間における微細なトレンド変化を分析したい時

  • 特定のイベント前後のデータ変動を詳細に確認したい時

  • 異常値が発生した期間を拡大して精査したい時

利用方法

  1. チャートを表示

  2. 以下のいずれかの方法でズーム操作を行います:

    • 見たい範囲をマウスでドラッグして選択(エリアズーム)

    • Shiftキーを押しながらスクロールしてズームイン・アウト(スムーズズーム)

    • チャート設定でスライダーを有効にして操作(スライダーズーム)

  3. 元の表示に戻すには「Zoom Reset」ボタンをクリック

今後の展開

Codatumでは、データ分析の効率と精度を向上させるための機能拡張を今後も継続的に行っていきます。ユーザーの皆様からのフィードバックをお待ちしております!

多要素認証(MFA)機能が利用可能になりました

Codatumのアカウントセキュリティをさらに強化する多要素認証(MFA)機能を導入しました。Google認証でもEmail + パスワード認証でも、どちらの認証方法にも追加のセキュリティレイヤーとして設定できます。

主な特徴

  • 認証アプリ対応

    : Google AuthenticatorやMicrosoft Authenticatorなどと連携

  • SMS認証

    : 登録済み電話番号へのコードによる認証

  • 不正アクセス防止

    : アカウント情報が漏洩しても第二の認証要素がないとログイン不可

設定方法

  1. プロフィールアイコン(左下)> 「Account settings」 > 「Sign-in & security」

  2. 画面の指示に従って設定を完了

特にEmail + パスワード認証をご利用の方は、セキュリティ向上のためにMFAの設定をご検討ください。

モバイルレイアウトでの表示確認ができる様になりました

CodatumのGridPageは、画面サイズに応じて自動的にレイアウトを最適化するレスポンシブデザインに対応しています。画面幅が600px以下になると、コンポーネントが自動的に縦積みのモバイルレイアウトに切り替わります。

この機能は以下のすべての表示形式で利用できます:

  • Notebook

  • Public link

  • Report

  • Signed embed

モバイルレイアウトでのコンポーネントの表示順序はGridの構成に基づいて自動的に決定されるため、個別に設定する必要はありません。

今回のアップデートでは、このモバイルレイアウトでの表示順序表示のされ方を事前に簡単に確認できるようになりました。これにより、ユーザーはモバイルデバイスでの見え方を確認し、最適な体験を提供することができます。

利用方法

  1. 各GridPageを開く

  2. 右上の3点リーダーボタンをクリック

  3. Mobile Layoutを選択

  4. 以下のオプションから選択:

    • Preview: モバイルレイアウトでのプレビューを表示

    • Order index: コンポーネントの縦積み順序を確認

活用シーン

SlackやメールなどでGridPageを共有した場合、受信者がモバイルブラウザで閲覧するケースが多くあります。この新機能を使えば、モバイル環境での表示崩れや意図しない順序などの問題を事前に確認し、改善することができます。

今後の展開

Codatumでは、モバイルでの体験を向上させるためのアップデートを今後も継続的に行っていきます。ユーザーの皆様からのフィードバックをお待ちしております!

Slash CommandでSQL関数を素早く検索・挿入できる様になりました

SQLを書くとき、すべての関数名を覚えておくのは意外と大変ですよね。そこで新しく、Slash Command を活用して入力中に関数を素早く検索・挿入できる機能を追加しました。これにより、SQLのコーディングが格段にスピードアップします。

  • Slash Command + f (func) で検索

    • SQLブロックで / を入力後、f(※funcの省略形)を入力してEnterを押すと、関数専用の検索ウィンドウが自動的に立ち上がります。

  • 選択すれば自動で挿入

    • 検索結果から必要な関数を選べば、そのままSQL文に挿入されるので、タイピングの手間もミスも大幅に減らせます。

  • 関数名を暗記しなくてもOK

    • 部分的に名前を入力するだけで該当する候補を表示してくれるため、スペルを正確に覚えていなくても目的の関数に素早くアクセスできます。

  • 高速なコーディングを実現

    • よく使う関数をサクッと呼び出せることで、開発速度と正確性が同時にアップ。SQLクエリ作成がぐっとスムーズになります。

SQLブロックの関数検索機能を使えば、SQL文を書きながらサッと関数を探して挿入できるので、コーディングのスピードも正確性もぐっと上がります。ぜひこの機能を活用して、効率的なクエリ作成を楽しんでください!

今後も、皆さまの生産性を高める新機能や改善を続々とリリース予定です。何かご意見やご要望がありましたら、お気軽にお問い合わせください。

IPアクセス制御(プレビュー)

IPアクセス制御機能をリリースしました。これにより、Codatumワークスペースへのアクセスを、許可された特定のIPアドレス(またはその範囲)に限定できます。。

ネットワークレベルでアクセスを制御できるので、厳格なセキュリティポリシーやコンプライアンス要件のある企業にも安心です。自社のニーズに合わせてアクセス範囲を調整できるので、セキュリティと利便性を両立できます。

  • 対応フォーマット

    : IPv4/IPv6アドレスやCIDR表記に対応しています。

  • 複数登録

    : ワークスペースで利用する複数のIPアドレスやIPレンジをまとめて一括登録できます。

  • 注意点

    : 設定を保存する際は、指定したIPアドレスのいずれかからアクセスしている必要があります

ぜひ新しいIPアクセス制御機能を活用して、さらに安全なCodatum環境をお試しください!詳しくはこちらのドキュメントもご覧ください。

現在この機能はプライベートプレビューとしてご提供中です。ご利用を希望される場合やご質問がある方は、ぜひお問い合わせください。

GridPageでのUndo/Redoが可能になりました

Chart等の位置やサイズを変更した際に、Ctrl+zやCtrl+Shift+zでUndo/Redoができるようになりました。画面レイアウトの調整がより直感的になり、操作ミスからの復旧が簡単になります。

  • Chart等のBlockの位置とサイズの変更をUndo/Redoできる様になりました

  • Blockの追加や削除には現在対応していません。

    • これらの操作後には、変更履歴がリセットされるため、Undoは効かなくなります。

    • 将来的には対応する予定です。

  • Block内部の設定変更には対応していません。

    • チャートの設定変更などは個別に「保存」ボタンで確定するため、Grid Page全体の操作とは分けられています。

共同編集時の注意点:

  • 共同編集中に他のユーザーの操作が入ると、編集履歴がリセットされます。これは、例えば他のユーザーが親コンテナを削除した場合に、自分の操作のみを選択的に元に戻すことが困難なためです。

GridPageでは以前から直感的にCtrl+zを使おうとする場面が多く、この機能追加によってユーザー体験が向上します。現在の制限事項を把握した上でぜひ使ってみて、改善点や追加して欲しい機能についてフィードバックをお願いします。

デザイン改良: チャート用のカラーパレットの実装

TableauやPowerBIのようにチャート用のカラーパレットを実装しました。シンプルな操作で配色を自由にカスタマイズでき、チャートの情報に統一感をもたらすことができるのでぜひ試してみてください!

  • Chart用のカラーパレットを作成可能に(Workspace settings > General)

  • Notebook上でパレットを選択・適用

  • 豊富な配色テンプレート

  • 配色の自動生成機能も搭載

些細なアップデートですが、データを視覚的に伝達するうえで非常に重要な改善です。継続してUI/UXをブラッシュアップしていきますので、フィードバックお待ちしています!