
Contents
CXプラットフォーム「KARTE」シリーズなどを提供している株式会社プレイドは、カスタマーサクセス領域における顧客情報の集計・分析のためにCodatumを導入しました。SFAツール上では実現が難しい柔軟なデータ成形と一元管理を実現しています。
活用しているお客さまについて
カスタマーサクセス ユニットマネージャー
既存顧客の売上維持・拡大、解約阻止を担当
自身でエンタープライズ領域を担当しつつ、SMB領域のチームの数値責任も持っている
課題
情報が点在していることによる運用コスト増大
見通しや数値管理の情報がSFAツール、ドキュメントツール、スプレッドシートなどに散らばっており、確認に時間がかかっていた
SFAツールの外側でメモを残す運用のため手動更新をせざるを得ず、最新の状態を前提に議論できていない状態だった
複雑な組織構造による可視化の難しさ
自チームの担当企業に加え、別チームが担当するSMB領域も状況を把握する必要があったが、SFAツール上で横断的な状況把握が難しかった
SFAツールでは足りない部分をカバーするツールが必要
SFAツールでは「週次での数値変動(差分)」の可視化や異なるテーブルの結合が難しく、Bizメンバーだけで柔軟にデータを見られる環境が必要
活用方法
週次定例のためのダッシュボード構築
自チームの担当領域と連携チームの担当領域の2つのダッシュボードを作成し、四半期ごとの目標・実績・乖離を可視化

(チームごとのダッシュボード(イメージ))
SFAツールでは難しい「差分」と「グルーピング」の表示
SFAツール単体では難しい「先週からの差分(特にリスク)」をSQLを用いて自動で算出し、変化があった案件を優先的に確認
SFAツール上ではプロジェクトごとに分かれているデータを、ホールディングス単位(親会社・グループ全体)で集計し、戦略的なアップセル計画に活用

(ホールディングス単位での集計ビュー(イメージ))
情報の一元管理とアクションへの接続
SFAツールの商談データ、行動ログ、プロダクト利用データなどを結合し、案件状況を一画面で把握できるように
気になった案件には、Codatum上から直接SFAツールの商談ページやログへ飛べるリンクを設置し、深掘り調査やメモ入力をスムーズに行っている
成果・効果
データによる状況把握の時間短縮と工数削減
点在していたデータを探しに行く時間が短縮され、週次の予実確認がスムーズに
連携先のチームとの情報共有にかかる工数が減り、会議での確認コストが削減された
ブラックボックスの解消とアクションサイクルの確立
これまで不透明だったSMB領域の案件状況が可視化され、リスクに対してタイムリーにアクションを打つサイクルが回り始めた
顧客視点に立ったプランニングをさらに加速
プロジェクト単位ではなく企業グループ全体(ホールディングス)での売上・リスクを把握できるようになったことで、グループ全体での収益最大化に向けたプランニングが可能に
生成AI時代のBIツール選定ガイド
AIの進化によって変わりつつあるデータ分析、今あらためてBIツールを見直すべき理由と選定軸を整理した資料です。

この資料でこんなことが分かります
- なぜ今、BIツールの見直しが必要なのか
- 全自動型と協働型、2つのBIの進化パターン
- 自社に最適なBIツールの選定軸