「データを見る」を当たり前に。得られた示唆を課題解決に活かすまで

By Codatum Team
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Contents

小学校向け教科書やドリルを扱う出版社である光文書院は、デジタルコンテンツ「ドリルプラネット」や「CBTタワー」のデータ分析基盤の構築と、社内でのデータ活用文化の定着にCodatumを導入しました。

課題

データの正しさを担保したダッシュボードの作成

  • 「このグラフが正しいのかどうかわからない」という不安の声

  • メンバー自身が分析したい場合、集計途中のデータを提供することが難しい

データを見るきっかけが整っていない

  • 作成したダッシュボードが活用されない

  • 「見たいデータはあるか?」と聞いてもなかなか出てこない

ダッシュボードの示唆が得られづらい

  • ダッシュボードから示唆を得ることが難しいメンバーがいる

  • アナリストが毎週示唆出しをする運用で負担増

活用方法と成果

1.ノートブックとエクスプローラーの活用で、正しさの担保と深堀りを両立

ドリルプラネットの利用状況の分析について、週次更新のノートブックを作成。そこにSQLブロックを残すことでデータ処理の過程を可視化。また、分析者自らがエクスプローラー機能を使って再集計できるような設計にしたことで、現場に生じる違和感の解消や、独自に集計したいというニーズに対応できるようになった。

複雑な絞り込み条件(都道府県、学校、学年など)を全てパラメータとして提供するのではなく、エクスプローラーを通じてユーザーが絞り込む運用にしている。 

※ Codatumの機能に関する補足

  • ノートブックとは

    • 一枚のページ上でデータ分析・可視化とドキュメンテーションを同時に行える機能

    • 複数人数で共同編集を行ったり、コメント記載、AI活用も可能

  • エクスプローラーとは

    • コーディング不要でデータのフィルタリング、抽出、集計、修正を行える機能

    • ノートブック上のデータからアドホックな分析を行うことができる

  • パラメータとは

    • ノートブックやレポートで、SQLを調整することなく出力をカスタマイズする機能

2.現場とのすり合わせを重ね、データを見る・活用する文化を醸成

集計できるものをノートブックに書き出していき、反応があったものをベースに課題を掘り下げていくことで現場ニーズに対応。デジタルテスト「CBTタワー」向けには、「誤答率のヒートマップ」を含むダッシュボードを作成した。

これが編集チームの関心を引きつけるフックとなり、結果的に記述式問題でのデジタル特有の誤答(手書き認識ミスなど)を分析し、問題設計へのフィードバックに活用されるようになった。

kobun tips 01

(データを見る・活用する文化を醸成するステップ)

3.AIによる示唆出しの自動化で、アナリストの運用負荷を軽減

ダッシュボードの見方に悩むユーザーをサポートするため、週次の利用状況に関するAI生成サマリーを表示させた。Google Cloud PlatformのVertex AIを利用してサマリーを生成し、Codatumのテキストパネルチャートを活用してサマリーを見やすく表示した。

AIサマリーの導入によって、ダッシュボード作成者が毎週のデータ更新作業に専念できるようになり、示唆出しの運用負荷が軽減された。

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(AIで示唆出しをしているダッシュボード例)


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