
株式会社CODATUMが提供する次世代BIツール「Codatum(コダタム)」につきまして、新機能「署名付き埋め込み(Embed Analytics)」を正式リリースしましたことをお知らせいたします。署名付き埋め込み機能により、従来のBIツールでは課題となっていたセキュリティリスクや運用コストの増大を解決し、顧客データの活用を促進いたします。
12月11日(木)には、本機能リリースを記念し、オンラインセミナーを開催予定です。機能の詳細や、実際にご利用いただいているお客様の事例をご紹介いたします。
署名付き埋め込みについて
「署名付き埋め込み(Embed Analytics)」とは、Codatumで作成した分析画面を、自社プロダクトやサービスに安全に埋め込める機能です。顧客データを接続し、ダッシュボードを作成。そのまま自社サービスに統合して、顧客に分析機能を提供できます。
特徴
高速なプロトタイピングとプロダクトへのリリース
コンテンツのカスタマイズはCodatum上で完結し、変更をプロダクトへ即座に反映することができます。Codatumではドキュメント形式とダッシュボード形式の2つが提供されており、場面に合わせて使い分けが可能です。
マルチテナントのセキュアなアクセス制御
アプリケーション側の認証基盤と統合し、テナント単位でのデータ表示制御を実現できます。テナント単位でのデータの出し分けにより、作成・保守するダッシュボードは一つのまま、顧客に提供可能です。
インタラクティブで柔軟なダッシュボード
パラメータとエクスプローラ機能によって、ダッシュボードを利用するユーザーが動的に表示対象のデータを変更し、データを掘り下げて分析できます。ダッシュボード上でのフィルタリングやソート、集計やピボット、ドリルダウンも可能なため、ユーザーに高度な分析オプションを提供しない場合でも、ユーザビリティが担保されます。設定によりCSVダウンロードを許可することも可能です。
インテリジェントキャッシュで、低コスト・高パフォーマンス
同じテナントに属するユーザーに対する多段のキャッシュ機構により、必要のないクエリを避けることができます。また高速に結果を返却することも同時に実現しています。
署名付き埋め込み機能に関して、詳細はこちらの記事もあわせてご覧ください。
ユースケース
BtoB SaaS:顧客データダッシュボード・AIサマリ
顧客ごとの専用ビューを埋め込み、利用状況や契約指標を自動可視化。AIによる要約も共有できます。

BtoC:消費者向けアプリで個人向けダッシュボードを提供
個人データをアプリ内で表示し、収入や支出をダッシュボードで直感的に確認できます。

署名付き埋め込み機能をご検討のお客さまは、こちらのページからお問い合わせください。
実際に導入いただいているお客さまの声
株式会社IVRyでは、対話型音声AI SaaS「アイブリ―」における「IVRy Analytics」の基盤としてCodatumの署名付き埋め込みを採用いただいております。
Codatumの導入により、顧客向けデータプロダクト「IVRy Analytics」をさらに使いやすく、安心してご活用いただけるように進化しました。 サーバーサイドのパラメータ/データソース切替により、マルチテナント環境でのセキュアなデータ出し分けと誤表示リスクの抑制を実現。既存の管理画面に近いデザインと操作性での埋め込みにより、プロダクト体験の一体化も進展しました。 体制面では、ビジネス部門とエンジニアの連携で改善サイクルを継続。商談現場では、チャートの種類やUI/UXに関するポジティブな反応が得られています。 本取り組みで得られた知見は、日本国内における「プロダクト組み込み型BI」が選択肢の一つとして検討される後押しになると考えています。 今後は、ダッシュボードのコード管理や、AIがより解釈しやすいセマンティックレイヤーへの展開を期待しています。
導入に至った背景については、こちらの導入事例もあわせてご覧ください。
【お知らせ】12月11日(木) 12:00〜 署名付き埋め込み機能がもっとわかる!無料ウェビナー開催

署名付き埋め込み機能正式リリースを記念して、機能を開発した背景や実際にご利用いただいているお客さまの声をお届けするウェビナーを実施いたします。プロダクトに少しでもご興味がある方はぜひご参加くださいませ。
開催概要
タイトル:プロダクト価値を高めるハイパフォーマンス埋め込みBIの未来 〜署名付き埋め込みで実現した、KARTE Signals の分析基盤構築事例〜
日時:12/11(木) 12:00 〜 13:00
形式:Zoomウェビナー
参加費用:無料
主催:株式会社CODATUM
共催・協力:株式会社プレイド
プログラム
署名付き埋め込み(Embed Analytics)の価値と設計思想
小池 智哉 株式会社CODATUM COO / エンジニア
1st Party Dataを活用したKARTE Signals(仮)
武石 啓二朗 株式会社プレイド KARTE Signals プロダクト責任者
KARTE Signals の“分析体験”をどう作ったかQ&Aセッション
北村 祐亮 株式会社プレイド KARTE Signals PdM
關根 大亮 株式会社プレイド KARTE Signals エンジニア
お申し込みはこちらのWebフォームよりお願い致します。
Codatumはこれからもプロダクトの提供を通じ、顧客データの可能性を引き出し、真のデータドリブン経営を引き続き支援してまいります。